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緑イ貝について

緑イ貝の主な栄養成分の働き

アミノ酸(タンパク質)

体を構成する成分のうち、水分(約60%)に次いで多いのがタンパク質であり、約20%を占めています。1ヶ月位で体内の約半分のタンパク質が入れ替わると言われ、絶えず良質のアミノ酸を摂ることが、細胞の若返り、すなわち、抗老化に重要です。また、ミネラルを核に酵素を作ります。

ムコ多糖体

体の全ての細胞に存在し、体内で水分を蓄え、若々しさを保つ大切な成分です。コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ヘパリンなどがあり、細胞と細胞をつなぎ、結合組織を構成しています。血管壁の傷の修復や粘膜の強化、老廃物の排出などに関わります。

抗酸化酵素(SOD)

酸化ストレスにより細胞が傷つけられると、細胞や臓器の機能が低下し、病気や老化の原因になります。SODの量が多い人ほど長生きをすると言われています。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸とは、OTA(オクタデカテトラエン酸)、ETA(エイコサテトラエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などのことです。EPAやDHAは、脂肪細胞から分泌される「超善玉ホルモン」アディポネクチンの分泌量を増やすと言われ、動脈硬化の予防や傷ついた血管の修復に働きます。

ミネラル類

アミノ酸と同様に酵素を作る材料となり、抗老化には、主に、亜鉛、セレン、マグネシウムなどが働きます。

成分働き
亜鉛 加齢による黄斑の老化を防ぐ、傷の治りを促す
セレン 皮膚の弾力性や若々しさを保つ
マグネシウム エネルギーを作る
抗酸化酵素を構成する、コラーゲンを架橋し強化する
ケイ素 コラーゲンの生成を助け、血管を強くする
マンガン ムコ多糖体の合成、結合組織の形成に必要

ヒドロキシプロリン

コラーゲンを作る材料となります。コラーゲンは体を構成する全タンパク質の約30%を占め、全コラーゲン量の約40%は皮膚に、約20%は骨や軟骨に存在し、その他、腱や血管、目の角膜や内臓など、全身に広く分布しています。

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